こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。
まもなく4月、新年度の始まりですね。
一般的な日本の企業や学校などは年度の切り替えが行われる時期で、新しい職場や環境がスタートし、新入社員や新入生の皆さんは不安と緊張が入り混じった感情をお持ちではないでしょうか。
企業や学校側もフレッシュな面々を迎え入れる準備で忙しく過ごされているかもしれませんね。
今回は、新入社員が入社前に感じている気持ちについて調べてみました。この春新入社員を迎え入れる企業担当者の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
新入社員の気持ち
株式会社ラーニングエージェンシー、ラーニングイノベーション総合研究所は、2023年度入社予定の「内定者意識調査」において、これから社会人になるにあたりどのような気持ちが強いか、「不安、心配な気持ち」「嬉しさ、楽しみな気持ち」「さみしさ、悲しさ」など、8つの項目について調査しました。
新しい環境に飛び込む時「不安・心配」な気持ちになるのは当たり前ですよね。特に今年は85.1%と昨年よりも9.7ポイント増加しています。
しかし、もっと注目したいのは「期待感」です。「期待感」は昨年に比べ24.3ポイントも増加です!
恐らく、ほとんどの方が緊張や不安感を抱きながら入社してくると思われますが、新入社員の2割以上の方が不安感を感じつつも新しい環境に入ることを楽しみにしているようです。
それでは、詳しく「不安・心配」の理由や「期待感」の理由を見ていきましょう。
「不安・心配」の理由
不安、心配の詳しい内容を見てみると、「自分の能力で仕事についてけるか」が68.5%で一番多い理由でした。業務内容や環境、学生から社会人に変化する上での不安などもある中、「上司とうまくやっていけるか」や「悩みを相談しやすい環境か」、「細かく指導してくれる人がいるか」など対人関係の不安も少なくないようです。
「期待感」の理由
次に「期待感」の理由を見てみましょう。
「いろいろと学び成長できる」が71.7%で最も多い理由でした。次いで「新しい経験ができる」67.1%となっており、成長・経験など自らの技量が上がることへの期待感が強いことが分かりました。
先輩社員との人間関係を築いておきたい
内定期間中に会社からどのようなサポートが欲しいか、の問いに対して、「先輩社員との人間関係を築く機会が欲しい」が60%以上、「マナーや仕事の進め方など、社会人の基礎を教えて欲しい」も50%以上となっており、どちらも業務内容というよりも、学生から社会人という立場に環境が変わることへの漠然とした不安があるのでは、ということが伺えます。
※当該調査は2022年10月3日~12月1日の期間で調査が行われておりますので内定時の調査となっております。
入社後のギャップ
こちらは、2022年入社の新入社員に、入社前の想定とどのような違いがあったかについて下記の項目で質問しています。
入社前後のギャップについて、想定とどのような違いがありましたか?
一番想定と実際のさが大きかった項目は「生活リズムや社会人としての考え方(顧客志向・当事者意識など)の習得」とのこと。
学生から社会人になりたての頃ですので慣れるまでには相応の時間が必要であると思われます。
反対に一番想定とのギャップが少なかったのは「上司とのコミュニケーション」のようです。思ったよりも話しやすいと答えた人は26.3%となっています。
不安いっぱいで入社してくる新人さんとは出来るだけコミュニケーションをとって不安感を取り除いてあげたいですね。
職場の雰囲気、文化について、入社前後でどのようなギャップがありましたか?
また、職場の雰囲気や文化についてのギャップについて、26.2%の人が「想定より自由度が高かった」
、24.9%の人が「想定より明るい雰囲気だった」と答えています。
環境や職場の雰囲気も重要です。明るい雰囲気を整えておいてあげたいなと思います。
さいごに
新入社員の皆さんは、期待と不安が入り混じった気持ちで、とにかく緊張して入社してこられると思います。
受け入れる企業側は、新しいメンバーが加わることで職場の環境やモチベーションに活気が出ることが期待できるのではないでしょうか。
企業としては、社員一丸で新入社員を歓迎し、コミュニケーションや仕事を通じて出来る限りのサポートをしてあげたいですね。
※引用元
株式会社ラーニングエージェンシー |【ラーニングエージェンシー「内定者意識調査」】、【若手社員の意識調査(入社前後のギャップ編ー社会人1年目ー)】
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