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市場調査|スキマ時間で働く!スポットワークという働き方




こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。


皆さん、「スポットワーク」という働き方はご存じでしょうか。「スキマバイト」とも言われたりしますね。2024年現在、その市場は拡大傾向にあるようです。

今回は、スポットワークについて、その市場と雇う側、雇われる側がのメリットデメリットなどについて調べてみました!


スポットワークとは

スポットワークは、単発・短時間・短期間の「継続した雇用関係」のない働き方です。


近年、少子高齢化や働き方改革の影響で人手不足が深刻化し、企業は新たな人材確保策を模索しています。その中で注目を集めているのが、スポットワークと呼ばれる単発・短時間・短期間の働き方です。

従来のアルバイトとは異なり、雇用契約を結ばないため、労働基準法で守られていない点が特徴ですが、その一方で、時間や場所にとらわれずに働ける自由さや、様々な種類の仕事に挑戦できる魅力から、利用者数は急増しています。


スポットワーク市場について

矢野経済研究所によると、2023年度のスポットワーク仲介サービス市場規模は824億円に達し、2024年度はさらに拡大すると予測されています。


2024年も引き続きマーケット拡大傾向にあるその背景には、以下の要因が考えられます。


  • 人手不足の深刻化: 少子高齢化や経済成長による人材不足は、2024年以降も深刻化していくと予想されています。特に、物流や建設などの業種では、人手不足が深刻な問題となっています。

  • 働き方改革の推進: 政府による働き方改革の推進により、副業や兼業が解禁され、働き方の選択肢が広がっています。これにより、スポットワークを利用する人がさらに増えると予想されます。

  • テクノロジーの進化: AIやビッグデータなどの技術を活用した、より効率的なスポットワークマッチングサービスの登場が期待されています。


スポットワーク利用者の属性

近年、スポットワークは幅広い年代に利用されています。


フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリが提供する空き時間おしごとサービスのメルカリハロの調査によると、メルカリハロの登録者の年代の属性は非常に広くなっています。

20代が30%以上で一番大きな割合となっていますが、30代40代50代と20%台と散らばっています。

40代以上が、38.4%と4割を占め、反対にアルバイトがメインとなる10代が、7.3%と1割を切っているのが特徴的です。

スポットワークの利用者の層が幅広くなっていることがわかりますね。


スポットワークと副業


2018年1月に厚生労働省が『副業・兼業の促進に関するガイドライン』の『モデル就業規則』で副業禁止の規定を削除、副業・兼業についての規定を新設しました。これをきっかけに、さまざまな企業が副業解禁の動きを見せ始め、これによりスポットワークをする人たちが増えているとも言えるようです。

実際、スポットワーカーの3~4割が正社員として勤めながら副業で働く人、3割がアルバイトやフリーランス、残りを学生らが占めるとのことです。


スポットワークの人気の職種は?


メルカリハロによると、で人気のお仕事TOP5がこちらに出ています。

1位は「物流倉庫」、2位は「スポーツジム・レジャー施設」、3位は「フードデリバリー、バイク便」 といったように、『単純作業』であること、その都度スポットで出入りや労働時間の計測が容易である職業が人気のようです。


スポットワークのメリットデメリット

スポットワーク市場が拡大する一方で、以下のようにメリットデメリットがあげられます。

メリット

働き方が柔軟

・自分の空き時間に仕事を入れることができ、他の予定と調整しやすい。

・自分の体調や気分に合わせて、働くペースを調整できる。

・興味や関心に基づいて仕事を選ぶことができるため、モチベーションを保ちやすい。


副業や兼業に最適

・本業の合間に収入を得ることができる。

・家庭の事情や学業との両立、副業としての活用が可能。


収入が増える

・特定の時期やイベントに集中して働くことで、短期間で効率よく稼ぐことができる。

・その場で収入を得られる:多くのスポットワークは、仕事が終わったらすぐに報酬が支払われるため、緊急の収入が必要な時に便利。


キャリアとスキルアップ

・様々な仕事を経験することで、新しいスキルや知識を身につけることができる。

・多様な職務経験がキャリアの幅を広げ、将来的な職業選択の幅を広げる助けとなる。


気軽に始められる

・履歴書や面接なしで始められる仕事が多く、手軽に始めることができる。

・即日勤務や短期間での仕事開始が可能な場合が多く、すぐに収入を得たい人に適している。


デメリット

収入の不安定さ

・スポットワークは短期間や単発の仕事が多いため、収入が安定しない可能性がある。複数のスポットワークを掛け持ちすることで、収入源を多様化し安定性を高める。計画的な貯蓄も重要。


権利や福利厚生が不十分

・スポットワーカーは正社員と比べて労働者の権利や福利厚生が不足していることが多い。労働契約をしっかりと確認し、自分の権利を守る。必要に応じて、労働組合や法律相談サービスを利用する。


キャリアとスキルアップ

・短期間の仕事が多いため、一つの仕事でスキルや経験を積み重ねることが難しい場合がある。


競争が激しい

・スポットワーク市場では、多くの応募者が同じ仕事を求めるため、競争が激しい場合がある。

専門的なスキルを身につけることで、自分の市場価値を高める。信頼できるプラットフォームやエージェンシーを利用する。


環境が一定しない

・スポットワークはさまざまな職場で働くことになるため、環境が一定しない。柔軟性と適応力を高めることで、さまざまな職場環境に対応できるようにする。

・短期的な仕事が多いため、同じ職場で長く働くことが少なく、社会的孤立を感じることがある。ネットワーキングイベントやコミュニティに参加し、職場外でも人とのつながりを持つようにする。


まとめ

今回はスポットワークについて調べてみました。

副業解禁の企業が多い中、収入を増やすために気軽に始められるのがスポットワークのメリット。

ですが、メリットだけではなくデメリットも存在しますので自分に合った働き方をよく吟味する必要はありそうですね。


アサヒコミュニケーションズでは集客・販促・売上UPなど様々なご相談にお答えします!

ぜひ、お気軽にご相談ください!


参考記事

 

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