
こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。
日々仕事をしていく上で成果を上げるために チームワーク は重要ですよね。
個々の能力が高いメンバーが集まっても、チームワークが機能しなければ、 最大限のパフォーマンスを発揮することはできません。
逆に、チームワークがうまくいけば、個々の力を掛け合わせ、 より大きな成果を生み出すことができます。
今回は、仕事のチームワークで大切なことのアンケート結果を見ていきたいと思います。
仕事のチームワークで大切なこと
株式会社エミリス様( https://emiris.net/ )は、お仕事をしている男女500人に「仕事のチームワーク」についてアンケート調査を実施しその結果を公表しました。

回答で1位になったのは「円滑なコミュニケーション」で38.8%となっています。
チームで動いている場合、常々コミュニケーションを取っていないと歯車がうまく回らなくなる原因となります。定期的なミーティングなどでコミュニケーションを取る必要があります。
2位は「適切な役割分担」で20.4%となっています。適材適所という言葉があるように、個々の能力によって仕事を分担することでより効率よく業務を進めることができます。
仕事でチームワークが重要になる場面は?

チームワークが重要になる場面は?との質問に対して、一番多い回答は「複数人で仕事する」でした。次に「納期が迫っている」、「トラブル対応」と続いています。
仕事は一人ではできないことが多く、チームで動くことが少なくないと思います。やはり仕事をする上ではチームワークが重要ですよね。
仕事でチームワークが悪くなる原因は?

チームワークが悪くなる原因は?の質問に対して一番多い回答はやはりコミュニケーション不足でした。次に自己中心的な行動と続いています。
日ごろからコミュニケーションを多くとっていることがチームワークを円滑に保つコツですね。
チームワークを高めるために
仕事において、チームワークを高めるための秘策は様々な要素が絡み合ってきますが、特に注意しておきたいことを以下にあげてみました。
将来的なビジョンを共有する
チームが目指す将来的なビジョンを共有することは、メンバー全員に共通の目標意識を醸成するために不可欠です。ビジョンが明確であれば、メンバーはその目標に向かって協力し、力を合わせて行動するようになります。
ビジョン共有に必要な3つの要素
目的(何のために)チームが取り組む活動の意義や理由を明確にする。
理想(どのような存在を目指すのか)チームが最終的にどのような姿を実現したいのかを定める。
方針(具体的に行うこと)ビジョンを実現するために必要な具体的な行動や計画を示す。
これらを明らかにすることで、ビジョンに一貫性が生まれ、メンバー全員が同じ方向を目指しやすくなります。
具体的な目標を設定する
ビジョンを共有した後は、その実現に向けた具体的な目標を設定することが重要です。この際、チーム全体の目標だけでなく、メンバー一人ひとりの目標を設定することで、より実践的な取り組みが可能になります。
目標設定の際には、以下の「SMARTの法則」を活用しましょう:
SMARTの法則とは、効果的な目標設定のためのフレームワークです。「SMART」は以下の5つの要素の頭文字を取ったもので、目標を具体的で達成可能な形にするための指針を提供します。
1. Specific(具体的)
目標を曖昧ではなく、誰が見ても理解できる具体的な内容にします。
「何を達成するのか」が明確であることが重要です。
例:「売上を上げる」という曖昧な表現ではなく、「第1四半期の売上を前年同期比で20%増加させる」のように具体化する。
2. Measurable(計測可能)
目標の進捗や達成度合いを測定できるようにします。
「どのくらい進んだか」「どれだけ成果が出たか」を確認する基準を設けます。
例:「新規顧客を増やす」ではなく、「新規顧客を20件獲得する」といった具体的な数値を設定する。
3. Achievable(達成可能)
現実的に達成可能な目標であることを確認します。
過大な目標はモチベーションの低下を招くため、現状のリソースや状況を考慮します。
例:「1カ月で売上を10倍にする」という非現実的な目標ではなく、「1カ月で売上を10%増加させる」といった現実的な範囲に設定する。
4. Related(関連性がある)
チームや組織の全体的なビジョンや目標に関連した内容であることが重要です。
個人の目標が組織全体の方向性と一致している必要があります。
例:「新しいスキルを習得する」という目標は、「顧客満足度を高めるために提案力を強化する」といったビジョンに関連付ける。
5. Time-bound(期限がある)
達成までの期限を明確に設定します。
「いつまでにやるのか」を明示することで、取り組みのスピード感が生まれます。
例:「将来のために準備する」ではなく、「3カ月以内に新しいマーケティング戦略を策定する」と期限を設定する。
SMARTの法則を使うメリット
目標が具体的で明確になるため、メンバー全員が理解しやすい。
成果を測定できるため、進捗管理がしやすい。
現実的な目標を設定することで、達成感を得やすくモチベーションが上がる。
SMARTの法則を活用することで、個人やチームの目標設定が効果的になり、成果を最大化することが期待できます。
一人ひとりのメンバーに明確な役割を設定する
チームワークを向上させるためには、メンバー全員に明確な役割を設定することが重要です。各自が自分の役割をしっかり理解することで、責任感を持って業務に取り組む姿勢が生まれ、能力を最大限に発揮できるようになります。
個々の特性を活かす
メンバーの得意分野やスキルを把握し、最適な業務を割り当てます。また、本人の希望や意欲も考慮して役割を設定しましょう。
助け合いの文化を醸成する
業務量に偏りが出る場合は、助け合う重要性を事前に共有し、役割同士の連携や相互理解を深めることが大切です。
明確な役割分担は、メンバー一人ひとりのやる気と効率を引き出すだけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながります。役割設定を工夫して、メンバー全員が力を発揮できるチーム作りを目指しましょう。
コミュニケーションの活性化
チームワークを向上させるために欠かせないのが、円滑なコミュニケーションです。コミュニケーションが不足していると、目標や情報の共有、メンバー間のサポートが滞り、信頼関係や協力体制を築くことが難しくなります。その結果、チーム全体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
日常的なやり取りを意識する
挨拶や簡単な声掛けなど、日常の中で自然にコミュニケーションを取ることを習慣化しましょう。
チームリーダーの役割
リーダーが率先してコミュニケーションを取り、メンバー同士が話しやすい環境を整えることが重要です。
1on1の活用
定期的に1on1を実施し、メンバーが気軽に相談やフィードバックを受けられる場を設けることで、信頼関係を深めることができます。
円滑なコミュニケーションは、チームとしての信頼感や協力体制を強化し、結果としてチーム全体のパフォーマンス向上に繋がります。日々の小さな取り組みが大きな成果を生むことを忘れずに、積極的に実践してみてください。
チームワークを高めるためには、継続的にコミュニケーションを図り、改善を繰り返していくことです。
ぜひ、これらのアイデアを参考に、チームにとって最適な施策を検討してみてください。
まとめ
チームワークは、個々の力を掛け合わせ、組織全体の成果を最大化するための重要な要素です。目標の共有、円滑なコミュニケーション、そして信頼関係の構築は、どれもチームの結束力を高めるために欠かせません。
今回ご紹介した施策をヒントに、貴社のチームで取り入れられるアイデアをぜひ検討してみてくださいね。
これからも、皆さまのお仕事やチーム運営に役立つ情報をお届けしていきます!
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