今やるべき「年内振り返り術」3ステップで2026年目標設定の質を高める
- アサヒコミュニケーションズ マーケティング
- 2 日前
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こんにちは、アサヒコミュニケーションズです!
12月に入り、いよいよ年末に向けて業務の追い込みが激しくなる時期になりました。
慌ただしさの中で、来年に向けて「そろそろ目標を考えなきゃな…」と意識し始めている方も多いのではないでしょうか。
しかし、年が明けてから立てた目標は、どうしても抽象的で根拠が弱くなりがちです。
今年(2025年)に得た学びや成果は、今が一番鮮明。
だからこそ、このタイミングで振り返りの“質”を高めることが、2026年の飛躍を約束する一番の近道になります。
大切なのは、ただ反省するだけでなく、成果・課題・教訓を次の目標へと「変換」していくこと。
忙しいビジネスパーソンが短時間で実践している、成長実感を確かな資産へ変える3ステップをまとめてみました。
Step 1: 【成功の解剖】「なぜうまくいったか?」を掘り下げる
2025年、日常に紛れてしまいがちですが必ず何かを達成しています。
大きな実績でなくても構いません。
・上司に褒められたプレゼン
・納期通りに完遂できた案件
・改善提案がチームに採用された
こうした成功体験をなるべく多く洗い出しましょう。
重要なのは「結果」よりも「再現できる価値」。
What(何を達成したか)に加えて、
Why(なぜ成功したのか)を言語化します。
例:
「顧客満足度が向上 → 相手の懸念点を事前に想定して準備した」
「難案件の調整が成功 → 相手目線の交渉を徹底した」
成功の背後には“強みのパターン”があります。
行動・判断・準備方法といったプロセスを掘り下げることで、2026年の重要な武器が明確になります。
Step 2: 【学びの抽出】「失敗から得た教訓」を資産化する
悔しかった経験、未達の数字、突発のトラブル。
振り返りは、ときに気が重い作業です。
しかし、ここにこそ伸びしろが詰まっています。
感情や環境要因だけに原因を求めず、
「自分が改善できたこと」に焦点を当てるのがポイントです。
例:
×「忙しかったから無理だった」
○「リスク分析が不足し、余裕ある計画にできなかった」
課題を「教訓」へと変換すると、弱点から来年の成長を支えるデータに変わります。
このプロセスを通じて、
・同じミスの再発防止
・予測精度の向上
・戦略思考の強化
といったビジネス基礎力が着実に積み上がります。
Step 3: 【未来への接続】2026年の「最初のToDo」を決める
Step1・2で得た強みと教訓をもとに、2026年の目標の“芯”をつくります。
ただし、ここでも抽象的にしないことが最重要。
「1月にすぐ着手できる行動」を1つだけ決めるのです。
例:
・強みを活かす → 「業界レポートを1月中に3冊読む」
・教訓を活かす → 「プロジェクト管理のオンライン講座を受講」
この最初の一歩が、振り返りを“実行力”へ転換し、モチベーションを継続させます。
数分レベルの短時間でも「やってみる」と、ドーパミンの分泌量が増え、作業効率が上がり、気づいたら目標達成に近づいているかもしれません。
行動の起点を早めに決めておくことで、新年から滑らかに成長曲線に乗ることができます。
まとめ
振り返りにはエネルギーが必要です。
集中した後は、しっかり休息を取りながら取り組んでください。
そして、来年の目標には「達成したら叶えるご褒美」をセットしましょう。
旅行、ガジェット、グルメ…どんなご褒美でも構いません。
その“小さな楽しみ”が、困難を乗り越える燃料になります。
今年の棚卸しを終えたあなたは、すでに2026年のスタートラインに一歩先んじています。
ぜひ時間を確保して、3ステップの振り返りを実践してみてください。
根拠ある自信を携えて新しい一年を迎えましょう。




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