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今さら聞けない「Y2K」とは?





こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。


皆さん、「Y2K」知ってますか?

2023年のトレンドワードで上位にきており、2024年も引き続きトレンドが続くと見られています。

今回は「Y2K」について調べてみました!


「Y2K」ってなに?

Y2K(ワイツーケー)とは、”Year 2000″を略した言葉(Y=Year、2K=2000)で、元々は2000年を意味します。

現在では意味が広がり、おおよそ1990代後半~2000年代に流行ったファッション・カルチャー全般を指す言葉になりました。

その頃に流行したデザインやファッション、音楽などの特徴を持つものへの表現としても使われます。近年世界的に人気を集めており、日本では「平成レトロ」も近いトレンドとして知られています。


Y2Kのファッションアイテム


2000年頃のファッションはいわゆるギャルファッションです。

当時はブリトニースピアーズ、安室奈美恵、浜崎あゆみ等が流行の火付け役でした。彼女らが流行らせたファッションアイテムが下記のようなものです。


厚底ブーツ(ニーハイブーツ・厚底スニーカー含む)

ルーズソックス

レッグカバー、アームカバー

ちびT×ワイドパンツ

クロップド丈

ローライズデニム

レイヤードスタイル

ジャージやスウェットなどスポーティなアイテム

フューチャリスティックなサングラス、光沢素材


ブームのきっかけはアジア圏のZ世代

Y2Kファッションブームのきっかけは、ハイブランドがコレクションで2000年代のファッションアイテムをリリースしたことです。さらにBLACKPINKやNewjeansなどK-POPアイドルがMV/PVやステージでの衣装にY2Kを意識したコーディネートを着用したことで、韓国や中国のZ世代にY2Kファッションが浸透しました。ここから一気に人気に火が付き、中国や韓国、日本のSNSで「#Y2K」が拡散し、リバイバルしているのです。


なぜ、今Y2Kが人気なのか

Y2Kファッションは日本のみならず世界的にもトレンドになっています。ではなぜ今、2000年頃のファッションが再流行したのでしょうか。その理由は幾つか考えられますが、まず当時のファッションが記憶に刻まれていないZ世代にとって、Y2Kファッションが新鮮なものに見えることが挙げられます。

また、ファッションのトレンドは約20年で繰り返されるといわれており、今がまさにそのタイミングです。このタイミングと近年はやりのレトロブームが相まって、Y2Kファッションが再流行したと考えられます。

Y2Kファッションには、「自分らしくいること」「自分を表現すること」が根本にあります。SNSが普及し、「周囲と比べて落ち込む」「周囲に溶け込まなければならない」現代において、「自分を肯定するスタイル」「周囲に媚びないスタイル」はとても新しく、ヒットの要因になりました。


ジェンダーレスの先駆け?

2000年頃には、ちびTブームの流れで男性がレディースのTシャツを着たり、女性がメンズのアイテムを取り入れたりといった、ジェンダーレスな着こなしも人気でした。

ジェンダーレスは、ダイバーシティ(多様性)を大切にするZ世代にとって親しみのあるキーワードであるため、Y2Kファッションが受け入れられる素地となったといえるでしょう。


20年前の流行との違いは?

20年前のトレンドと大きく違うことは、Y2Kファッションの発信源の中には韓国・中国発のものも多いということです。

当時は国内のブランドと、渋谷や原宿のギャルがトレンドの牽引者でしたが、今トレンドのY2Kファッションでは、日本ではギャルファッションだけではなく韓国・中国から入ってくるトレンドも混ざっています。

Instagramでハッシュタグ「#Y2Kファッション」がついた投稿を見てみると、アメリカンな雰囲気のコーディネートだけでなく、K-POPアイドルが衣装で着用したことでトレンドになっているアームカバーやチェック柄のスカートなどが見られます。

また、世界でのファッショントレンドの基準となるパリコレでもY2Kファッションがテーマになっており、欧米では欧米のY2K時代をモチーフにしたアイテムが登場しています。

活発でヘルシー、ポジティブなイメージを持つY2Kファッション。

ジャージスウェットやキャップなど、ビタミンカラーのスポーティカジュアルがY2Kファッションに組み込まれたり、メンズファッションでもミニ丈やタイトなトップスが取り入れられるなど、ジェンダーレスで自由な着こなしが人気の理由です。


まとめ

2024年も引き続きトレンドとして話題に上がるであろう「Y2K」。

若い世代には新しく、上の世代には懐かしさを感じる「Y2K」はマーケティングの際にそれぞれの世代の特徴を考慮することでより効果を生むのではないでしょうか。Z世代だけでなく、当時の流行を懐かしむ幅広い世代の興味を掻き立てる戦略が必要かもしれませんね。



アサヒコミュニケーションズでは集客・販促・売上UPなど様々なご相談にお答えします!

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