【2025ランドセル事情】購入は1年前?!今どきのランドセル事情と豆知識!
- アサヒコミュニケーションズ マーケティング
- 4月8日
- 読了時間: 6分

こんにちは、アサヒコミュニケーションズです!
4月は入学の季節!
学生の皆さんは今日が入学式という方も多いのではないでしょうか?
入学された皆さん、おめでとうございます✨
初々しい小学1年生の子供たちはピカピカでお気に入りの大きなランドセルを背負ってこれから一生懸命学校に通うことと思いますが、そのランドセルはいつ頃購入したのでしょうか?
今のランドセルの購入時期は1年前なんていう話も聞きました。
また、ランドセルがなぜあの形なのか、、などランドセルについて気になることもあります。
今回は、今どきのランドセル事情と豆知識を調べてみました!
ランドセルの豆知識
ランドセルには、意外と知られていない面白い豆知識がたくさんありますよ!いくつかご紹介します。
素材について
昔は革製が主流じゃなかった!: ランドセルの原型は、江戸時代に軍隊が使っていた布製の背嚢(はいのう)だと言われています。明治時代になって学習院の生徒が革製の通学鞄を使ったのが始まりで、徐々に広まりました。
人工皮革の進化がすごい!: 現在主流の人工皮革(クラリーノなど)は、軽くて丈夫で雨にも強く、お手入れも簡単。昔の革製に比べて格段に機能性が向上しています。
形と機能について
あの独特な形には理由がある!: 箱型の形状は、教科書を整理しやすく、背負った時に重心が安定するように工夫されています。
安全のための工夫がいっぱい!: 反射材が使われていたり、防犯ブザーを引っ掛けるフックが付いていたりと、子供たちの安全を守るための工夫がたくさん施されています。
子供を守る構造!: ランドセルは比較的硬い素材と箱型の構造でできており、子供が転倒した際や落下物から、背中や頭部への衝撃を和らげるクッションの役割を果たします。特に後方に転倒した場合、頭が直接地面にぶつかるのを防ぐ効果が期待できます。
背負いやすさへのこだわり!: 肩ベルトの形状やクッション材など、成長期の子どもの体に負担がかからないように、様々な工夫が凝らされています。
文化・歴史について
「ランドセル」の名前の由来はオランダ語!: オランダ語で「ransel(ランセル)」という背嚢が語源です。
ほぼ日本独自の文化!: この箱型のランドセルを小学生が毎日背負って通学するスタイルは、世界的に見ても珍しい日本の文化なんです。
6年間使うのは当たり前じゃない地域も!: 地域によっては、小学校の途中でリュックサックなどに切り替えるところもあるそうです。
その他
ランドセルの色には意味がある?: かつては男の子は黒、女の子は赤が定番でしたが、特に決まりはありません。好きな色を選ぶのが一般的です。
卒業後のランドセルの活用法も!: ミニチュアランドセルにリメイクしたり、革小物に作り替えたりするサービスもあります。6年間使った大切なランドセルを記念に残すことができます。
購入したランドセルの色
国内の多くの鞄メーカーが所属するランドセル工業会は、2025年4月に小学校へ進学する児童を持つ親を対象に、ランドセルの購入に関する調査を実施しその結果を発表しています。
まずは、購入したランドセルの色のランキングがこちらです。
男の子は圧倒的に黒!50%以上が黒を購入したようです。女の子は紫が30%、ピンクが23%、水色が18%と意外と割れていますね。
男女ともにブラウン系を購入した人は多くないようで、結構意外でした。
ランドセルの購入時期
次に、ランドセルの購入時期を見ていきたいと思います。
上の図は、購入の検討時期となっています。
ランドセル購入検討時期
検討時期として一番多い月が4月。やはり1年前ですね!次に多いのが前年の12月!そろそろランドセルのことを考えないと、と思い始めるのは1年以上前ということがわかりました。
ランドセル購入時期
そして、実際に購入した時期で一番多い月は5月です!これは圧倒的に多い数字ですね。次に多い月が8月となっています。
多くの人が1年以上前に検討し始め、約1年前に購入していました。
購入したランドセルの金額
次に、購入したランドセルの金額はどのくらいだったのでしょうか。
約半数近くの人が65,000円以上と答えていますね。
平均すると、60,746円となりました。
ランドセルって高級品!
ランドセルどこで買った?
次は購入場所についてです。
GMS(総合スーパー)、大型スーパー、モールが40%以上。百貨店やデパート、メーカー、卸のWEBはそれぞれ17%台でした。
総合スーパーなどは色々なメーカーのランドセルを取り扱っていることから、好みのランドセルを見つけやすいのが大きな理由なのではと推測できます。
かく言う我が家の子供2人ともGMS(総合スーパー)で購入しました!
ランドセル誰が買う?
次はランドセルは誰が決めて誰が買うのか見てみましょう。
まず、購入の決定者は「本人」が圧倒的に多く、83.2%となっています。次に母親11.1%、父親2.1%とのこと。使うのは子供本人なので6年間使うのに納得できないとつらいですよね。本人が決めるのが一番いいと思います!
そして、その支払者は、両家「祖父母」が合わせて54.4%と多いですね。内訳をみると父方祖父母、母方祖父母それぞれ27.2%で全く同じ比率になっています。どちらの祖父母に出してもらうのか、その家庭それぞれのようですね。
そして、「両親」は41.5%となっており、両親が購入する家庭も祖父母とさほど変わらず多いことがわかりました。
購入した商品の決定理由
次は、購入した商品の決定理由を見てみましょう。
半数以上の51.8%が「子供好きな色だった」と回答しています。続いて、「デザインが良かった」で34%、「軽かった」が25%となっています。
色やデザインを子供が気に入り子供自身が納得して買ったご家庭が多いことがわかりますね。
また、軽さも重要視していることがわかります。日本の小学生は歩いて学校へ通いますので軽いほうが負担が少なく済みますね。
まとめ
いかがでしたか?
ランドセルの豆知識から、最新のランドセル購入動向についてを記事にしてみました。
日本の伝統ともいえるランドセル文化。
歩いて通う子供が多い日本ならではのスタイルから、ランドセル自体が子供を守る構造になっていたりとたくさん工夫がされているということもわかりました。
時代の移り変わりとともに変化はありつつ、今後も続くであろうランドセル文化を大事にしていきたいですね!
Comments