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もうすぐValentine's Day!チョコレートも”エシカル”な時代に



こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。


日本ではバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣がありますが、

最近では自分へのご褒美としてチョコレートを楽しむ方も増えてきてました。

そんな華やかなバレンタインですが、実は貧困や児童労働などカカオ産業が抱える問題はとても大きいのです。バレンタイン市場はコロナ禍前と比較すると激減したとはいえ、1000億円以上。

それだけ市場規模が大きければ、生産地の人々や環境負荷のことも気になりませんか?


今回は「エシカルなチョコレート」についてご紹介します。



エシカル消費とは

 エシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。私たち一人一人が、社会的な課題に気付き、日々のお買物を通して、その課題の解決のために、自分は何ができるのかを考えてみること、これが、エシカル消費の第一歩です。

2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取組です。


おやつの時間に食べるチョコレートや、毎日身につける衣類の材料となるコットン(綿)など、私たちの身の周りにある食品や製品には、原材料が作られ、加工され、私たちの手元に届くまでにたくさんの人が関わっています。原材料の多くを生産する発展途上国には、安い賃金で働いており十分に生活することができず、貧困に苦しむ人たちがいます。その中には、労働者として働き、学校に通えない子どもが多くいるのも事実です。

また、障がい者が働く施設では、日用品などが製作されていますが、まだ多くの皆さんに浸透しているとはいえません。そして、その結果として障がい者の多くが、安い工賃で働いているという実態があります。



エシカルなチョコレートの選び方

 人・社会に配慮された商品を見つけて、選んで購入することで、より多くの人が持続可能な生活を送れるようになります。


フェアトレード商品

フェアトレードとは生産者、労働者、買取り業者が、公平な関係で取引した商品。 発展途上国といわれている人たちの生活改善と自立を目指すことを目的としています。


オーガニック商品

オーガニックとは、農薬や化学肥料を用いないでなるべく自然な状態で育てた農産物のこと。 農薬や化学肥料を使うことで、土の中の環境を壊して、生態系を崩してしまう恐れがあると言われている。


ヴィーガン商品

ヴィーガンとは、肉類や魚類(かまぼこなどの加工品も含めて)、卵、乳製品、蜂蜜など、動物性由来の素材を一切使わないで作られたもの。


地産地消を使った商品

地元の食材を活用する「地産地消」 地元の食材を活用することで、地域の活性化につながるだけでなく、輸送コストやCO2排出量など環境負荷を抑えることもできます!



エシカルなチョコレート 5選

◆Monty Bojangles(モンティーボージャングル)


イギリス発、イギリス・ロンドン「Great Taste Awards」で数々の受賞をした5年連続で「ベストブランド」に選ばれたチョコレートブランド。

美しく魅力的なアートワークと、1つ1つのトリュフチョコレートが風味豊かで妥協のない品質が評価され、イギリスで権威ある「英国女王賞」のエンタープライズ・国際貿易賞も受賞しています。

100%天然成分のみを使用しており、ヴィーガン対応のチョコレートもラインナップ。フェアトレード認証も取得。RSPO認証を取得しており、持続可能な原材料を使用する取り組みも行っています。



◆Doré(ドレ)


代表は高齢化が進む落花生の生産者の実情に触れ、農作業に関するアドバイスや情報提供を行っている。八街産の落花生で地域を盛り上げたい、このおいしさを未来へ伝えたいという強い信念のもと、「新たに落花生作りに参入する人が増えてほしい」と願いながら生産者へ寄り添い、未来につなぐサポートをしている。



◆TADORi(タドリ)


「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指すUPDATERが発売した、応援金付きチョコレート。販売価格の一部がカカオ生産国の社会課題解決のために使われるだけでなく、チョコレートの購入者が「応援金が届いたこと」を確認できるようにブロックチェーン技術を使ってお金の流れを見える化している。



SVENSKA KAKAO(スヴェンスカ カカオ)


スウェーデン発、北欧諸国で初めての「Bean to bonbon」チョコレートブランドであり、クラフトチョコレート界のパイオニア。

最高の素材を求めて世界中を巡りカカオ豆を手に入れ、その個性的なニュアンスを最大限に引き出すことにこだわっています。シングルオリジンのチョコレートバーには、カカオバター・バニラや、大豆レシチンなどの添加物は一切使わず、砂糖のみを加えることで、最もピュアなフレーバーをクリエイトしています。低賃金の労働に従事するカカオ豆生産者の現場の向上と安定に貢献し、サスティナブルな製造に徹しています。



◆H!P Chocolate(ヒップチョコレート)


イギリスのブランド「LOVE COCOA」の創設者、James Cadburyが「おいしいヴィーガンのチョコレートを食べたい」という願いから立ち上げたチョコレートブランド。

オーツミルクを使用し、従来のヴィーガンチョコレートとは一線を画す、驚くほどクリーミーでくちどけなめらかなチョコレートです。プラスチックフリーパッケージを使用したサスティナブルなブランド。



さいごに

 エシカル消費は「社会が豊かなときに、お金に余裕がある人が実践するもの」ではありません。

一人一人が、思いやりを持った消費行動を心掛けて、商品が届くまでの背景や廃棄された後の影響を考え、そこにある課題を知り、その解決につながるようなモノやサービスを利用することが、次の世代へバトンをつないでいく私たちの役割です。


消費と社会のつながりを「自分ごと」として捉え、世界の未来を変えるために、今から行動しましょう!



※引用元

消費者庁 |エシカル消費とは

KOTO-KARA Plus |もうすぐバレンタイン!!今年はエシカルなチョコレートを選ぼう


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