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日本の社会問題『睡眠負債』を解決!スリープテックとは



こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。


寒暖差が激しい日々が続いていますが、しっかりと満足のいく睡眠が取れていますか?

「睡眠負債」が蓄積することで、心や身体に影響が生じることも。

生活を見直そうと思っても、後回しになってしまう…そんな方も多いのではないでしょうか。

そんな、慢性的な睡眠不足を「スリープテック」が解決してくれるかもしれません。


今回は「日本人の睡眠」と「スリープテック」について、お伝えします



「睡眠負債」とは

 睡眠負債とは、十分な睡眠を取らなかったことによって生じる睡眠不足の状態を指します。

忙しい生活や不規則なスケジュール、夜更かしなどの要因により、人々は睡眠時間を削る傾向があります。これによって睡眠負債が蓄積され、身体や脳への影響が現れることがあるのです。


睡眠負債が蓄積すると、以下のような健康問題や影響が生じる可能性があります。


●疲労感と集中力の低下

睡眠不足により疲労感が蓄積し、日中の集中力や注意力が低下します。思考力や判断力も鈍るため、仕事や学業のパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。


●免疫力の低下

十分な睡眠を取らないことで免疫機能が低下し、感染症への抵抗力が弱まる可能性があります。睡眠不足は免疫系の正常な機能に影響を及ぼし、風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすくなる可能性があります。


●心理的な影響

睡眠不足はストレスや不安感の増加、うつ症状の悪化など、心理的な健康問題を引き起こす可能性があります。十分な睡眠を取ることは、心の健康とバランスを保つ上でも重要です。



日本の平均睡眠時間と睡眠満足度

 日本人の睡眠時間は世界的な比較では最も低い傾向にあります。

日本人の平均睡眠時間が6時間弱程度とされる一方で、睡眠時間の長さがトップ3となった国はいずれも西ヨーロッパの国で、1位にベルギー、英国、フランスとなります。


引用元:ITmedia ビジネスオンライン

 


 「睡眠に対する満足度」については、「あまり満足していない」(40.2%)が最多で、以下「まあ満足している」(32.1%)、「満足していない」(20.6%)、「とても満足している」(7.1%)となり、約6割の人が睡眠に対して満足度が低いことがわかりました。

引用元:「BECHILL(ビーチル)調べ」


 

「満足度が低い理由」の最多は「朝スッキリと起きられない(なかなか起きられない)」(37.6%)となり、「暑さや湿度で寝苦しい」(32.1%)、「寝ても疲れが取れない」(30.9%)、「睡眠時間が短い」(26.1%)、「寝つきが悪い」(24.3%)、「眠りが浅い」(22.8%)とつづきました。


引用元:「BECHILL(ビーチル)調べ」


 

スリープテック」とは

スリープテック(SleepTech)は、IT・AI などの技術を活用した睡眠に関連する技術や製品の総称です。主な目的は、睡眠の質や量を測定、監視、改善することです。

スリープテックの製品や技術は、睡眠パターンや睡眠環境を分析し、個人がより良い睡眠を得るための情報や手段を提供します。


これまで、睡眠改善については研究機関や医療機関で研究されていました。しかし、インターネットやスマートフォンの普及により、個人でも自身の睡眠状態を把握できるようになったことで、寝具、家電、アプリ以外でも、ウエアラブル機器、睡眠改善・支援サービスなど、様々な製品やサービスが登場してきているのです。


Active Sleep

引用元:Active Sleep


 平らに眠るのではなく、角度をつけて眠る「入眠角度」。その日の体調に合わせて、眠りかたを変えることができます。最適な入眠角度が決まったら、専用アプリで「じぶんポジション」に登録。毎晩、簡単にそのポジションを再現してくれます。自動運転は専用アプリで簡単にスケジュール設定できます。



Sleeim

引用元:Sleeim


 睡眠の質を測定するウェアラブルデバイス。“呼吸モニタリング × 振動刺激” でいびき・呼吸レスを通常呼吸へ回復します。弊社製スマートフォン専用アプリとペアリングすることで睡眠状態の呼吸の様子を分かりやすく簡単に確認。



熟睡アラーム

 引用元:熟睡アラーム


 日々の睡眠リズムやレム睡眠・ノンレム睡眠のサイクルを記録し、アプリが睡眠の浅い状態を感知したときにアラームを鳴らします。設定時刻より早くアラームが鳴る場合がありますが、スッキリとした目覚めが期待できます。アプリを使い続ければ、睡眠の記録を多角的に分析したレポートが確認できます。 あなたの睡眠の傾向が分かり、よい眠りを得るためのヒントが得られます



スリープテックの市場規模

引用元:株式会社矢野経済研究所

 

 スリープテック市場は、睡眠に関連する技術や製品の需要が増えている成長市場です。

2021年におけるスリープテック市場規模は45億円だったのですが、2022年には60億円、2025年には105億円まで拡大するといわれているのです。


睡眠トラッキングデバイス、快眠枕、マットレストッパー、睡眠関連アプリなどが普及し、睡眠の質や健康に対する関心が高まっています。テクノロジーの進歩により、睡眠データの分析やAI技術も活用され、より個別化された睡眠アドバイスや製品が開発されています。


コロナ禍を経て睡眠の重要性に対する意識の高まりや生活習慣の変化に伴い、スリープテック市場は今後さらなる成長が期待されるでしょう。




※引用元

株式会社矢野経済研究所|スリープテック市場に関する調査を実施(2022年)



アサヒコミュニケーションズでは集客・販促・売上UPなど様々なご相談にお答えします!

ぜひ、お気軽にご相談ください!


 








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