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「なぜわたしにピッタリの投稿が出てくるの?」SNSやECの“おすすめ”の正体


こんにちは、アサヒコミュニケーションズです!


SNSやネットショップを使っているとき、「ちょうど気になっていた商品が表示された」「なぜか心に刺さる投稿が上に出てきた」という経験、ありませんか?

まるで“読まれてる”かのように感じることもあるかもしれません。

実はこれ、偶然ではなく、ちゃんと仕組みがあるんです。そのカギになるのが、**「アルゴリズム」と「パーソナライゼーション」**という2つの考え方。

今回はこの2つを、わかりやすく解説しながら、どうして“あなたにピッタリの情報”が表示されるのか?その裏側をやさしく解き明かします!


「アルゴリズム」ってなに?

アルゴリズムとは、「こうしたらうまくいく」という手順・ルールのこと。

たとえば、SNSではあなたの以下のような行動を見ています:

  • どんな投稿に「いいね」したか

  • どのジャンルの動画をよく見ているか

  • 誰とよくやり取りしているか

  • どの投稿はスルーしているか


それらをもとに、アルゴリズムがこう考えるのです:

「この人、最近コーヒー関連の投稿をよく見てるな。次はこのカフェ紹介動画を見せてみよう!」


つまり、コンピューターがあなたの“好み”を予測して、最適なものを選ぶための「頭脳」だと思ってください。


「パーソナライゼーション」とは?

アルゴリズムが「この人に合いそうなものはコレ」と判断したあと、それを**“あなた専用に見せる”ように変えて表示する仕組み**が「パーソナライゼーション」です。

たとえば:

  • あなたには「アウトドアグッズ」特集

  • 別の人には「おうちカフェ」特集

  • また別の人には「オフィス用品」特集


同じアプリやサイトでも、表示される内容が違うのはこのためです。つまり、“一人ひとりに合わせた見せ方”をしてくれているんです。


たとえばこんな仕組みが日常に…

シーン

使われているしくみ

どう働いているか

Instagramの発見タブ

アルゴリズム+パーソナライゼーション

興味ありそうな投稿を表示、人によって全部違う

YouTubeのおすすめ動画

アルゴリズム

視聴履歴や動画の滞在時間で“次に見たくなる動画”を出す

ECサイトのレコメンド

パーソナライゼーション

閲覧・購入履歴をもとに「あなたにおすすめ」が変わる

広告バナー

両方

行動履歴に基づき、最適な内容を最適なタイミングで表示

アルゴリズム × パーソナライゼーションの関係性

たとえるなら…

  • アルゴリズム:頭で考える「この人に合うのは何か?」

  • パーソナライゼーション:その結果を「あなた用に演出・調整する」

つまりこの2つはセットで動いていて、だからこそ「まるで読まれているように感じる」表示が実現しているんです。


ビジネスにも応用できる!

この仕組み、じつは個人だけでなく、企業やお店の売上アップにも応用できるものです。

たとえば:

  • SNS投稿をアルゴリズムに好かれる形(コメントが増えやすい構成など)にする

  • ECサイトで「この人にはこの順番で商品を出す」設計をする

  • メルマガや広告で、顧客の行動に合わせて内容を変える(パーソナライズ配信)

つまり、「届けたい人に、ちょうどいい情報を、ちょうどいいタイミングで届ける」ことができるようになります。


まとめ

アルゴリズム=行動を分析し、何を見せるかを決める“頭脳”

パーソナライゼーション=その情報を“あなた向け”に見せる工夫

✔ SNS・EC・広告など、身近なところで当たり前に活用されている

✔ このしくみをビジネスに取り入れれば、効果的な発信ができる!



「なぜか自分にぴったりの情報が出てくる」

そんな日常の不思議には、きちんと理由がありました。

アルゴリズムが“何を見せるか”を考え、パーソナライゼーションが“どう見せるか”を工夫している。 そう知るだけで、SNSやネットの世界が少し身近で面白く感じられるのではないでしょうか。

情報の裏側を知ることは、これからの時代をより心地よく過ごすヒントになるかもしれませんね!






 
 
 

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