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【熱中症】暑さによる頭痛時、ロキソニンはNG!? 熱中症になった時にしてはいけないこと

更新日:2 日前

こんにちは!アサヒコミュニケーションズです。

 

7月も半ばを過ぎました。

例年通りだと、まだあと2か月は暑さが続きそうですね。

年々気温が上昇し、ほんの短い時間外に出ただけでも熱中症の危険にさらされている今、対策しておいて損はないかもしれません。

今回は「熱中症になりやすい条件」「熱中症の疑いがあるときにしてはいけないこと」などをまとめてみました。

あなたはいくつ知っているでしょうか?


熱中症になりやすい条件

気温が高い日中だけでなく夜も熱中症の危険はあります。実は夏の熱中症の4割ほどは夜間に発症しているそうです。

条件をまとめてみました。


  1. 就寝時のエアコン未使用or短時間タイマー

    夜間でも30度を超える日があり、眠ったまま脱水状態になりやすく危険です。日中や寝る前の水分補給でも、カフェインやアルコールなどでは水分を補給できないため、合わせて水を飲むことを心がけるとよいです。

  2. ベビーカー

    地面から近いため、大人が感じているよりも2~3℃高い状態になります。加えて赤ちゃんは汗腺が未発達で体温調節をうまくできないため、熱中症のリスクが高いです。冷感シートや扇風機、赤ちゃん用の冷却グッズを使用しましょう。夏は外歩きのお出かけには慎重になるくらいが赤ちゃんにとって一番安全ですね。


  3. ハンディ扇風機使用時も注意!冷却グッズと併用すると◎

    気温が高い外で扇風機だけを使用すると、熱風を浴び続けることになりますので、体の熱を冷ますことを意識しましょう。



こんな症状があったら熱中症

・だるさ

・手や足のしびれ

・けいれん

・頭痛

・吐き気

・めまい

・立ち眩み

・筋肉痛、けいれん

などなど…

また、症状が進行すると、歩けなくなったり呼びかけに反応しなくなったりします。

倒れている人に無理に水を飲ませると誤嚥の危険性があるため、即座に救急車を呼びましょう。


 

熱中症のときにしてはいけないこと

・頭痛時の痛み止め使用に注意!ロキソニンは非推奨

高い気温下では、暑さにより頭痛が現れることがあります。そんなとき、普段使っている頭痛薬などで、少しでも痛みを和らげたくなりますが、注意が必要です。

痛みや炎症を抑える頭痛薬としても一般的なロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、腎臓への血流を減少させることがあります。

そのため腎臓に負担がかからないよう、普段の使用でも水分を多めに取りながらの服用が推奨されています。

熱中症により体が脱水の状態でのロキソニンの服用は、腎機能の低下を招く恐れがあります。

暑さにより頭痛が生じた際は、自己判断で薬を服用せず、病院を受診しましょう。


・水のみor塩分のみの過剰摂取

汗を大量にかいている状況で水を多く飲んでいると、汗と一緒に流れ出た塩分が補給できずに血中のナトリウム濃度が下がり、低ナトリウム血症を引き起こします。

逆に水分補給が足りていないと、脱水症状を起こし危険です。多めの水で水分補給と、タブレットなどで塩分をチャージし、こまめに休憩をとりましょう。


・暑さで疲れて眠気がする→そのままちょっと昼寝…

寝ている間に熱中症の初期症状に気づけず、高熱になったりすることも。特にお子さんの場合は、熱中症の初期症状のさまざまな不快感の言語化がまだ難しく、「眠い」と言うことがあるそうです。学校帰りや昼間など、まだ眠くないはずの時間帯に「眠い」と思ったら要注意。ぬるめのシャワーや水分補給で体の熱を十分に冷ましてから横になりましょう。



まとめ

近年の夏は、気温だけでなく湿度や体への負担も増しており、「気をつけていれば大丈夫」では済まされない場面も増えています。

屋外だけでなく室内でも発症する熱中症は、誰にとっても他人事ではありません。今回は、熱中症になりやすい条件や、疑いがあるときに避けるべき行動など、身近だけれど意外と知られていない情報をまとめました。

正しい知識があれば、防げる危険はたくさんあります。

「ちょっと体がだるいな」「暑さでぼんやりする」と感じたときこそ要注意。

無理をせず、自分や身近な人の異変にも気づけるよう、日頃から備えておきましょう。






 
 
 

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