こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。
12月も後半に差し掛かってきました。みなさんは今年の年賀状準備どうする予定ですか?
そもそも年賀状自体をどうしよう…と思っている人も少なくないかもしれませんね。
今回は、今年の年賀状事情と今どきの年始挨拶スタイルについて調べてみました!
9割以上が年賀状離れ…?
フタバ株式会社は、200名を対象に、年賀状離れに関するアンケート調査を実施しました。
年賀状の枚数について聞いたところ、なんと年賀状を出した経験がある人のうち9割以上の人が減少している、またはもう出していないと回答しました。
『年々年賀状を出す枚数が減っている』の回答理由(抜粋)
「お互いに出すのをやめようと思っているのを感じているから。親の兄弟で亡くなった人が増えて出す相手も減った。(50代 女性)」
「昔は友達に書いていたが、今はLINEでスタンプなどがかるのでそれで済ませてしまいます。会社の人にだけ礼儀として出してるので枚数が減りました。(30代 女性)」
「仕事を変わった時に減ったのと、LINEで済ませてしまう関係が増えた事で更に減りました。また、年賀葉書1枚の価格が昔より上がっているのも原因です。(40代 男性)」
『以前は出していたが現在は出していない』の回答理由(抜粋)
「はがき自体が値上がったので出す意欲がおちた。時代的に廃れた文化でもあるから(30代 男性)」
「スマートフォンのSNS等で簡単に新年の挨拶を済ませることができ、年賀状の必要性が低くなったため。(20代 女性)」
「職場で上司も含めて年賀状の話になり、上司も年賀状を出すことを億劫だと感じていたため全員で出さないことに決めた。(30代 女性)」
『年賀状を出したことがない』の回答理由(抜粋)
「年賀状を出す文化が実家にもなかったので出したことがない。(30代 男性)」
「自分の年齢が若いのもあり、年賀状をだす文化があまりない。(10代 男性)」
「必要ないと感じている。そもそも出す相手がいない(30代 男性)」
年賀状を出さない人の年始の挨拶方法は?
年始の挨拶方法で一番多かった方法はLINEでした。
LINEは無料で使えるだけでなく、スタンプ機能も豊富で、文字以外の挨拶が簡単にできることも人気の理由です。面倒な作業がかからないことから、デジタルツールは人気があるようです。
また、郵便局は公式にLINEで送れる年賀状「スマートねんが」の事業を行っています。「スマート年賀」では、年賀状のデザインを作成・画像化しLINEの友だちにメッセージ送信したり、別途料金で印刷した年賀はがきを送付したりできます。
年始の挨拶にLINEを使用する理由を見てみましょう。
『年始の挨拶にLINEを使用する』理由(抜粋)
「近場にいる人は直接会って挨拶をする。遠方にいる友人にはLINEを送るだけでも年始の挨拶が済むので。(直接会う・LINE/30代 女性)」
「手軽だし、Twitterであればフォロワーの人全員に一々個人的なメッセージで年始の挨拶をしなくても伝わるから。(LINE・SNS/20代 女性)」
「お金がかからないし相手の時間やお金の負担にならない。スタンプで終わらせることができて簡単。(LINE/40代 女性)」
「12時ぴったりに連絡を取りたいから。年賀状だとどうしても数時間はタイムラグが生じるから。(LINE・SNS/20代 女性)」
しかし「年賀状を貰ったら嬉しい」が8割以上
続いて、年賀状をもらった際の感じ方についても聞いてみると、年賀状を出さないと回答した人が多かったにも関わらず、年賀状をもらうことに対して好意的な意見を持つ人が8割と、ほとんどを占めていました。
年賀状をもらうと嬉しい派と嬉しくない派でそれぞれの理由をご紹介します。
『とても嬉しい・嬉しい』理由(抜粋)
「自分のことを思い出してくれて送ってみようと思ってくれたことが嬉しい。(嬉しい/30代 女性)」
「毎年やめようと思うけれども、いざ貰うと年賀状をくれた人の顔を思い出すから。(嬉しい/50代 女性)」
「お年玉抽選したいし、特別な友達感がある。(とても嬉しい/20代 女性)」
「普段LINEやメールを使っていて形がないのでハガキなどで来るとメッセージがなかったとしてもすごく嬉しい(とても嬉しい/30代 女性)」
『嬉しくない・全く嬉しくない』理由
「なんとも思わない。返信をしなければならないのが面倒。(全く嬉しくない/30代 男性)」
「形式だけの年賀状がほとんどですし、相手によっては返事を書かないといけないのが面倒だし、負担だからです。(嬉しくない/40代 女性)」
「年賀状を貰っても結局どこかに保管して見なくなるから(全く嬉しくない/20代 女性)」
「特に何も思わない。風習で特に思いもないのに出している人が殆どだと思うから。(嬉しくない/50代 男性)」
「年齢的に毎年の事なので慣れて年賀状が来ても何とも思わなくなった。(全く嬉しくない/50代 男性)」
「自分は出さないので、相手にも必要ないのになあと思うからです。(嬉しくない/50代 女性)」
「返事を書く負担感がまず来てしまうので、あまり喜ばしいとは思えない。(嬉しくない/40代 男性)」
嬉しいという意見の中で特に多かったのは、相手の気持ちがこもっていること、形に残ること、お年玉抽選への期待が挙げられています。
ただし、もらうことを嬉しいと感じている人でも、返事が必要になることが負担に感じてしまうという意見が多数寄せられていました。
また、嬉しくないという意見では、年賀状を形式上の付き合いとしか感じていない方や、他のツールを使ったほうが利便性が高いと感じている人が多いようです。
年賀状をもらった時にどう感じるかは、相手との関係性や相手への想いが込められているかどうかで大きく異なるようです。気心が知れた相手同士であれば、「返事をしなければいけない」と縛られずに済むかもしれません。
年始の挨拶は「直接会う」「LINE」「年賀状」が嬉しい
嬉しい年始の挨拶方法で特に多かったのは「直接会う」でした。
次いでLINE、年賀状の順になっており、嬉しい方法のトップ3にはまだ年賀状が入っていることがわかります。
それぞれの理由について、併せてご紹介します。
『直接会う』の理由(抜粋)
「何にでも当てはまることだが、直接合うことは最も気持ちが伝わるので。(30代 男性)」
「わざわざ会うというわけではなくても、年が明けてから自然にあった時にご挨拶出来る感じが嬉しいと思うからです。(30代 女性)」
「新年を直接会ったり、集まって顔を合わせて話をするような流れが一番嬉しく感じ、新年を迎えた気分を凄く感じるから。(30代 男性)」
『LINE』の理由(抜粋)
「年賀状だと、捨てるのも捨てにくいですが、ラインだとかさばらないし残して置けるので(30代 女性)」
「一番簡単かつスピーディーにやり取りできて、お互いに負担が少ないからです。(40代 女性)」
「年賀状が来ると、こちらも年賀状で返さないといけないのかな?と思うのでLINEだと嬉しいです。(20代 女性)」
『年賀状』の理由(抜粋)
「未だにLINEなどは貰っても日常と変わりがない気がするし、住所しか知らない人も多いので。(50代 女性)」
「年賀状に干支の絵やかわいいいイラストが載っているととてもうれしくなります!!(40代 女性)」
「お正月という感じがしますし、普段会えない人のことを思い出して嬉しい気持ちになります。(40代 女性)」
『その他の回答理由』(抜粋)
「お正月だからと、用事もないのに連絡を取り合うのが時間とお金の無駄だから。(嬉しいものはない/30代 女性)」
「より詳しいお便りをもらえると、心がこもっているようでうれしいから。(手紙/40代 女性)」
「取り立てて「年始の挨拶」を意識していないため。365日いつも出会い(手紙、電話、LINEも含め)は嬉しいため。(その他/50代 女性)」
年始の挨拶方法では、直接顔を見て話すことが何より良いと考えている人が多いようでした。
近隣に住んでいる方や里帰りなどで会えるタイミングなら、やはり直接顔を見て挨拶できるほうが気持ちいいですよね。LINEはここでも手軽さから高い人気を集めていました。
また、モノではないので保管場所が必要ない点もLINEが選ばれる理由のようです。
一方で、年賀状はお正月ならではのものなので、新年の気分に浸れるところが理由に挙げられています。
ここでわかったのは、年賀状離れが進んでいるとはいえ、まだ年賀状の需要は一定数あるということでした。
大切な人からの想いがこもった年賀状であれば、相手も貰えると嬉しいと感じるでしょう。
さいごに
今どきの年賀状事情と年始の挨拶のスタイルについて調べてきました。年賀状離れは顕著であることは薄々予感していましたが、今回のアンケートで9割以上という数字でビックリしましたね。しかし、年賀状離れが顕著である一方、実際に貰ったら嬉しいという意見が8割以上いるという矛盾も分かりました。自分が用意するのはちょっとめんどくさく感じるけど、実際お正月に年賀状が届くと嬉しくなるのはなんかちょっと分かる気がします。何事も準備段階はちょっとめんどくさく感じるものですよね。
今年の年賀状準備はどうしようか悩んでいる皆さん、悩んでいるということは年賀状が届いたら嬉しくなるのをちょっと分かっているのかも?
年賀状はやめた!やめたい!とお考えの皆さんはやはりLINEでお済ませでしょうか?LINEでも郵便局のサービスでお年玉付き年賀状スタンプなどを送れますのでそういったものを利用するのもいいですね!
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